さっき森茉莉の『貧乏サヴァラン』から「楽しむ人」を読んだ。こんな段落があった。「そういうものはほんとうの楽しさではない。皮膚にふれる水(又は風呂の湯)をよろこび、下着やタオルを楽しみ、朝おきて窗をあけると、なにがうれしいのかわからないがう…
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