生活のテーマを「五感」にしてみようという思いつき

一昨日、生活のテーマを「五感」にしてみようと思いつきました。
目で見ること・耳で聞くこと・鼻で嗅ぐこと・舌で味わうこと・皮膚で感じること、をもっと意識して暮らしてみたいと思ったのです。
実践してみて、いつもは意識してなかった感覚を探してみると楽しかったのでちょっとメモしておきます。

●携帯を操作するとき、いつもは画面の内容にしか意識を向けていなかったけれど、指を画面に滑らすときの触感なども味わおうとしてみると、なんだか面白かった。

●目の前にあった机の板と水筒の表面とコピー用紙とノートパソコンの触り心地を比べてみるとそれぞれ違ってなんだか面白かった。

●電車の中でイヤホンをつけて音楽を聞いているときに同時に音楽以外の、電車のドアが開閉する音などにも意識を向けて、音楽と調和したりしなかったりするのを楽しんでみた。

●電車の中とかの人の多いこもった空間の匂いは愛着のない見知らぬ人間にまつわる匂いで構成されているのであんまり意識を向けない方がいいなとか、でも意識を向けてちゃんと嗅いだ上で受け入れるようになれるならそのほうがいいかもしれないなとか、考えた。

●水の味を感じたいけど、上手く感じれない。でもいろんな水を飲み比べれば、それぞれの味を捉えられるかもしれない。明日にでも採水地とかの違う水をいくつか買ってきて試してみたい。

●なにも口に含んでない状態で味覚に意識を向けてみるけど、唾液の味とかはよく分からない。でも唾液が分泌されていくのは感じられる。口の中の触覚だなと思う。ものを触るときって指で触ることが多いけど、体のいろんな部分で触れてみても面白そうだと思った。いろんなものを口に含んでみたりしても楽しいかも。

●自分の体を触ると、他のものを触るときと違って触ってる感覚と触られてる感覚を同時に味わうことになるのが面白いなと考える。そのことを意識しながら自分の体を触ってみるとなんだか面白い。

●目前の景色を、描かれた絵だと思って、体を動かさず目線もずらさず観察すると、どこまでも細部があってすごいなーって圧倒される。パソコンにつないでるキーボードのキーひとつひとつのフチの一辺の細い白い光とか細かくてものすごい。

2023年12月2日 翠ぱーか